夢の中へ

ありふれた日々の日記

オキシコンチン

 

ばあちゃんの容態が急変して病院へ逆戻り。

 

自分が病気して救急車に乗ったことはあるけれど、人が目の前で担架に固定されて運ばれていくのは初めて見た。

 

意識朦朧で呼びかけにも反応せず、本当に、表現は悪いが、死んだと思った。

 

まだ死んでないのに涙が溢れて、(あぁ~~~なんて苦しくて切ないんだろう)と思った。1番辛いのは本人なのに。

 

 

痛がる頻度が増えて、痛くない時間が短くなっていく。

 

医者は、『痛くないけど会話があんまりできない方がいいのか、痛みはちょっとあるけど会話ができる方がいいのか、どちらにしていきますか?』と言った。映画でよく観るやり取りだ、と思った。その時は変に客観的に物事を見てしまった。考えれば考えるほど、どちらも選び難い選択肢で辛い。きっと、長年連れ添っているじいちゃんが1番辛い。そして子供であるうちのお母さん、おじさんがすごく辛いだろうな。

 

 

 

愛している人が不治の病にかかってしまったら、私はどうなってしまうだろう。夫婦というものを経験した事がないので想像でしか物事を言えないが、きっと想像の息を遥かに超える辛さが襲いかかるのだろう。

 

 

 

ここ3日間の間、ほぼ寝ていない。オールナイト3日連続という感じだ。それでも人は生きていける。という事がわかった。人間はよく出来ている。

 

 

 

 

泣いても笑っても明日が来るなら1日でも多く笑っていたい。

 

 

 

昨日は悲しい気持ちとは裏腹に、天気が良くて空が綺麗な夕暮れ時だった。

 

 

 

 

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